まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

みほとけは頬に指当て春待てり

煤逃と咎められしも懐かしき

左足曲がらぬままに掃納め
庭掃きしひとにも逃げぬ寒雀
腐葉土を掬ひ零るる残り虫
まゐまゐの殻から出でて冬の蝿
煤逃と咎められしも懐かしき

今日は、幾分、足の具合が小康状態となったので、裏庭の落ち葉等を掃いた。
焚き火等をしたいところで、その程度の広さはあるけれど、近所のこともあり、袋に全て落ち葉を集めると結構な大きさとなった。

裏側からみるとなんともみすぼらしい我が家である。北窓を塞ぐという言葉もあるが、もとより、裏側の中学校が騒々しいので、北窓はずっと閉めたまま。

市販の帚では力不足。テレビでみた棕櫚帚の手工品が欲しくなった。竹の箒でもよい。しつこい程に地面に絡みついている枯れ蔦、落ち葉を全て掃き取ってしまいたいが、まだまだ、かなりの量の落ち葉が堆積している。



杖と杖親しくなりし歳の暮れ

杖と杖親しくなりし歳の暮れ
蕪の葉の萎びてをりし道急ぐ
霜除けの日々増えゆくや畦の道
麦の芽のもう伸びて来る土黒し
荒療治腰引つぱられくさめかな

毎日、リハビリに通っている。
歩くのもやっとの人。
みたところ、元気な人いる。

私は、座骨神経痛と診断されて、毎日腰の牽引をしている。

青いカーディガンのお婆さんといつも隣り合わせになる。同じような杖に頼る生活。最初は、こんな坊主頭の変な奴を警戒していたお婆さん。

最近では、親しげに待合室で隣に座ってくる。

お年寄りとは、仕事、あるいは、俳句の会等でご一緒するが、同じ様な痛みを持っている間柄で徐々に親近感を抱き始めている歳の暮れである。


冬の痛み

ウイルスのどこか蔓延る冬の空
眉寄せて湯立て神楽の巫女舞ひて
大鳥の影落としたる冬障子
神湯受け冬の痛みも和らぐや
大掃除想い出の本重きかな

湯立て神楽の神事をみると何やら上田秋成の吉備津の釜を連想してしまうのはわたしだけだろうか。巫女の清く気高い表情のうらには幾ばくかの陰影を感じ取らずにはをられなかった。

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