まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2013年02月

畔焼きの煙流れて吉備野かな
春泥に汚れた野良着懐かしき
子を背負う母の笑顔や苗木市
菜の花の向かうは桃よ桃の丘
棚田にもひかるものあり水の春

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うららかや菅笠持ちて若き子規
春光の紫野にて書画眺め
善導の忌日近づく鷹ヶ峰
叡山も目覚めたるかな琵琶の風
浅春や爽波句集の序を読みて

P1020628のコピー










かそけくもしのび積もりて春の雪
ふつくらと漂うにやうに春の雪
紅梅に雪の襲の艶なるや
秘やかなラプソディーなる春の雪
北国の春の使いやほたる雪


春猫よ我が呟きに一瞥す
枝揺れて頬白一羽隠れをり
偏頭痛夙に強まる木の芽時
菱餅の箱に載りてや豆の雛
豆雛にボール紙にて金屏風

両の手で顔を塞ぎて春の闇
この春はB感覚も欲しくなり
天井に電球揺れて多喜二の忌
中指のややも歪みて絵踏みかな
あの山を越せばおもてや摩耶参り