2013年06月03日 童子関西句会、浜寺公園吟行句 童子関西句会、浜寺公園吟行句。雨もほとんど降らず、名残の薔薇も見事なり。潮の香もやがて植田の糧となり松の木は駅舎に傾ぎ南風吹く時折は風すずしうて雀鳴く夏の蝶浜風に乗り飛んで来いサングラスきらりと電車降りてくる松の香を胸一杯に麦酒飲む上品と見ゆる薔薇ほど棘繁く薔薇落ちて土を絵の具のごとく染む鯉の背のアサザの花を揺らしゆく一抹の泡のはじけて目高逃ぐついついと水飲みたるや夏燕流水を追いたるように蜻蛉かな蔓薔薇も原種となれば香り立つ