まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2013年10月

連休初日は、毎月恒例の観音めぐり。

六波羅蜜寺、清水寺、革堂、六角堂、番外として元慶寺をお参りしました。
全部、京都市内だったので比較的楽でしたが、元慶寺への道のりは長かったです。
花山天皇が藤原兼家に騙されて、こんな洛外の寂れた寺で落飾されたというのが、今の時代にも身にしみてお参りしました。


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秋晴れや六波羅蜜寺朱の伽藍
冷ややかに清盛の眼の光りをり
名号も色無き風や空也像
秋晴れやこんぶ京ゆば売る店も

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秋天に山門紅くそびえ立ち
酔芙蓉綻び咲きて寺の脇

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青紅葉ただ見上げれば大舞台

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補陀洛や三筋流るる水澄みて
秋寂し茶碗の坂は人まばら
この鐘はやはり冷たき六角堂

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美しき穂並のむかう元慶寺
遍照の墓石の脇に茨の実
身にしみて花山の院に手を合わせ
納経を終えて眺むる秋の雲




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風止みて咽せるほどにや金木犀
一筋に黄を散らしたる木犀花
同じ日の同じ道だよ金木犀
解体屋木犀の垣残しけり
見ればまた木犀の花どこへやら



コスモス2008
秋桜に暮れなずむ人ゐたりけり
黄色コスモスと思へば秋の蝶
秋桜の向かう岸には笑顔かな

コスモス

秋桜の西空にもう一番星
秋桜の色も薄れて暗き道 

童子関西句会番外編。
先月29日、辻桃子先生をお迎えして総勢10名、秋の布引滝ハーブ園を吟行。

久しぶりに山上で飲む麦酒やワイン、そして、お弁当の実に美味しかったこと。
また、ロープウエイからみる神戸の街もすてきだった。

ハーブ園の標高は330メートルばかり。我がおうぶ山荘の標高のほうがいささか高いが、港町を見下ろすことで、一段とその高度感とスリルも味わえるロープウエイの空の旅が印象的でありました。

色鳥の声に目覚める独りかな
朝毎に桜紅葉の深まりて
秋蝶のアカシアの樹に滞みをり
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登高の真下に見ゆる水飛沫
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薹たちてただ長々とおくらの実
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おいしいね秋たまらないねえほらね
秋潮やチェリーセージも香り立ち
秋天の高みを目指しロープウエイ
秋水の深き碧きや堰止め湖
花野にはややも寂しきハーブ園