三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。
今日は、川西の実家から大阪城公園の梅林に。2時間程度電車に揺られれば、ようやく梅林に辿り着いたらもう春日は傾いていた。それでも大勢の人がいて、例年より遅い梅見を楽しんでいました。梅をみて一杯やって、そのまま日暮れとなれば、梅田に繰り出してビール、ワインとご馳走を久しぶりに味わって帰りました。
縦横の春耕望む駅舎かな梅を見に各停列車乗り換えて官兵衛の幽閉されし城長閑春めくや鼻歌そして口笛も唐詩選吟じてゆけば白梅林紅梅に天守隠るる城の堀顔寄せて梅眺むれば枝折れて梅見終え今は閑かな日暮れかな
全国的に大雪、当然、おうぶの里も大雪。杜が半分雪に埋もれてしまいました。こんなに雪が屋根に積もったことはなく、それが崩れ落ちる大きな音で目が覚めました。雪落つる音で目覚めし一人かな塀の雪ばさりと落とし猫が来る炬燵から真白の杜をながめけり犬鳴かぬ深雪に埋もる谷の中雪の日の小鳥にくれて米一合南天に雪の積もりて兎の目積もる雪漕ぎゆくごとし大試験どたどたと雪沓重し受験生閑けさや通行止めの雪の道
関西大学文学部国語国文学科卒、佛教大学大学院修士課程国文学専攻修了(通信課程) 国学及び近世文学及び書誌学を肥田皓三先生に学ぶ。 趣味は、音楽(ピアノ、ギター演奏) 天体観測(惑星等)神戸市在住。俳句結社童子