まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2014年07月

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鱧ちりや噛みつきそうな赤ら顔
酔談の佳境に入りて鱧の皮
 あめ色に汚れた店や飯酢鱧
鱧の骨ときに釘刺す話かな
鱧と蛸食べ比べたる浅ましさ

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慎ましき昭和の家や百日紅

時折は雨粒落とし夏の雲
夏の雲大阪平野のど真ん中
梅雨明けて雲懐かしく思いけり
食虫の植物眺む冷やし飴

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父母とまた夏期大学は中休み
曝書せば我が半生も干からびて
鉄橋の遙かな下で舟遊び
酔眼に眩きほどの夜店かな
一匹は弱り哀しき金魚玉

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どことなく線香花火の煙して
夕焼の灼け焦げ残る地蔵坂
猫の耳少しかじりて昼寝かな
灼熱に肉球庇ひ歩む猫
夕立や心ときめき肩触るる

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桃洗ふ水滑らかにうごきけり
虫くへば桃の実やはり甘かりき
桃の実の尻ゆんらりと高瀬川
桃売の実はメロンを好いてをり
桃の木に罠のごときの野壺かな