まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2014年09月

朝からこのおうぶの谷も酷い雨です。
雨というよりも水塊が次から次へと落ちてくる感じです。十六夜で、お月見も終わりました。彼岸花が早咲き始めてをり、桜の樹もだいぶ色づいて来ています。
 
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十六夜の湯舟に浮かび足伸ばし
この奥は虫の集くの湯舟かな
半生を迷ひしおりや秋のてふ
ひつそりと花芽伸びきて彼岸花
此の國のちかくとほきや秋出水

高槻市に立ち寄ったので、高山右近と礼拝堂を訪れた。

折しも重陽の節句。右近像のお顔も涼しげであった。

高槻城趾から東へ2㎞ほど離れたところに、大学を卒業して就職して、最初に借りた文化住宅がある筈。
30年ぶりに訪問してみると、果たして、そのままの姿でひっそりと佇んでいた。
貧しさは今も続いているが、一段と貧しくて、何ら希望さえもなかった昔を想い出して涙がでた。
十六夜月は、銀色に小径を照らす中をとぼとぼと家路に就いた。、

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重陽に右近のくるす拝しけり
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放ち亀右近城跡に首もたげ

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銀色の雲間渡りて夜半の月
過ぎ去りし時白銀や十六夜月
カラコロと下駄の音してけふの菊
貧しさや白露のころの窓辺人