まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2014年10月

今日は、実家のある兵庫県川西市北部の能勢電鉄山下駅付近の川西郷土館を吟行。
銅山の精錬を行っていた平安家の住宅跡を郷土館に改装して昭和63年に開館した。
また、同じ敷地に同市の南部地域小戸地区にあった平賀家の洋館を移し、そこで美術展等を秋には開催しており、それらを見学した。

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ハロウインの南瓜は笑みて郷土館
銅吹きの旧家屋敷や雁渡
昼もなお奥の座敷は秋灯
石土間の広き屋敷の冷たかり

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菊炭の俵を編みて稲穂添え
神棚の閉ざしてあるや神無月
へつついの黒光りして秋日影

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今はただ深紅となりて花水木
洋館の窓に映りし秋の空
古き屋の床ぎしぎしと美術展

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鉱滓(かなくそ)の山は埋もれて花野かな

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廃坑の青空澄みて柿たわわ
三十路には通ひし道や帰り花
 

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籾焼くや故郷の匂ひ変らじと
秋まつり親も子供も撥(ばち)持ちて
虫の音や湯舟に浸かり耳澄まし
秋の闇赦す話かそつと聴き
身に入むや四駆沈め行く床の中

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 あさのドラマをみると、ウイスキーが朝から呑みたくなるので行けない。
それでも誘惑に負けて、酒を買いに朝の坂道を下りてゆく。
酒が欲しいので夢中で途中の道の見事な紅葉には気が付かないが、薬局で安ウイスキーを買い求めて自宅の坂を上がる途中で、桜紅葉が目に入った。
紅葉したては、いささか、貧弱な感じがしたけれど、紅葉が進んでくると、むしろ、華やかに明るくみえてくる。これが照葉紅葉というものだろうか。

久しぶりに拙い絵を句を書いてみた。

明日は鞍馬の火祭。
数年前に撮影した写真です。
ついでに句にもしてみました。

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御旅所に松明集ふ暮の秋
火祭のほむら砕けて紅蓮かな
注連切るや神輿護りて秋社
男衆の尻も火照るや鞍馬祭
明神の神輿戻りて朝寒し