まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

2014年11月

みほとけは頬に指当て春待てり

落葉の舞ふ階段やTAKARAZUKA

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菜園の植ゑたるものも冬囲
笹鳴きの笹の小径に黒き猫
落葉の舞ふ階段やTAKARAZUKA
時雨駅鉄腕アトム奏でけり
紅落の道まがまがと甲陽園

黄葉ずりて自転車急ぐ影長し

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夕焼けの大阪城。
銀杏もまだ散ってはいないが、一面黄金色に。

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黄葉は黄金のごとく入日影
黄葉ずりて自転車急ぐ影長し
夕日映え幹は朱色の黄葉かな
落日に燃ゆる紅葉や大阪城
残照に雲も染まりて冬夕焼



一幅の軸に紅添え実南天


おぶの家の裏鬼門に先代の頃より植わっている実南天を伐って、殺風景な床の間に生けてみた。
正月の生花に使われるので、少し時期が早すぎたかな。

PB210622


実南天一粒落つや庭掃きて
この頃は疎かなるや実南天
実南天生けたる居間や早五年
二房の実南天生け備前壺
一幅の軸に紅添へ実南天

寝姿のままに窪める干し布団

神戸の家では、鳥や猫や人間が早くから活動するので、すぐに目が覚めてしまうが、実家の私の部屋は、西端に位置し、さらに雨戸閉め立てて真っ暗にして寝るので、目覚ましをつけなければ、午前中一杯でも寝ていることができるので、極楽のようだ。老いたと言っても両親の側にいるという安心感が熟睡をもたらしてくれる。

Japanese-gong,kane,katori-city,japan

木枯らしや金の御堂の鐘揺れて
寝姿のままに窪める干し布団
寝たきりも踊る手をして空也忌
御朱印帳開いてみれば木の葉かな
霜月の霜一面の谷の中

白湯飲みて心閑かな菊の花

山岡蟻人氏の句集が届いた。

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素晴らしい無為自然の句。

作者の「耕す」ということへの信念と思いやりが素朴な句に結実している。
「耕す」という行為には繊細な優しい感性が実は必要なんだよって。
農民の無駄のない動きの中には、生活や自然への鋭い洞察が感じられる。
そんな蟻人氏の様な句境に達するまでに私にはどれほどの年数が必要なのか。

山岡さんと出雲の句会では、相部屋、同室だった。
前回、この宿屋に来たときに倒れられて九死に一生を得たという。
そんな経験をして一層、命というものへの思いやりが深まったんだろうなと思った。

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ところで、有馬の句会の後は、心が沈みがちで残念。
最近は、全然、良い句が出来ず、芭蕉の発句集を楽しんでいる。

017

白湯飲みて心閑かな菊の花
初霜や献花の棚も色褪せて
後にまた後の月かな杯重ね
仕舞屋の雨戸朽ちてや夷講
白葱を切りたる音や宵の闇
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