まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

2017年08月

みほとけは頬に指当て春待てり

夜学士や老眼夙に進み来て

卒論の口頭試問が行われ、主査と副査の2人の先生に提出した清書論文についての査問が行われた。それも無事に通過して、大学の成績表(最近ではネットで直ぐに判る)をみると、論文の平常点が85点、論文自体は、82点と、9年前に卒業した仏教芸術コースに比べて5点ほど点数が下がっていたが、まあ、及第を頂くことが出来ました。また、夏期大学講座の採点が届いておらず、これで合格点に達していると、合計54単位の取得完了となり、晴れて4年かけての学修は完了。卒業ということになる。

夜学来て虫眼鏡持つ老眼子
夜学して論文つひに及第と
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夜学士や老眼夙に進み来て

大歳時記に控えている原著を比較して読む夜学は愉しいものです。

亡き母の抜け殻の椅子法師蝉


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法師蝉泣き止む頃にナース来る
病室の空気隔てて法師蝉
法師蝉聴けぬと母は介護部屋
我が儘の父と別れて法師蝉
亡き母の抜け殻の椅子法師蝉

飄々とさびしき三輪の地蔵盆


三輪山に仕事で集金に行きました。帰りに夕立に遭いました。怖ろしかったなあ。

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まつすぐな河内平野に鶏頭花
地蔵会や派手な提灯河内風
いつまでも話途絶えず秋団扇

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飄々とさびしき三輪の地蔵盆

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秋雷や三輪神生りし大蛇雲
秋霖や大和三山暮れ初めて

ひぐらしのこゑ追いはぐる雪人忌

貧しさに染まりし秋の日暮れかな
ひぐらしのこゑ追いはぐる雪人忌
鳩笛の真下に聞こゆ山の家

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朽ちかけし地蔵の顔も秋意かな
きりがなき執筆捨てつ解夏の朝

写真は首無し地蔵祭より

盆明けて精霊舟の寄せる浜

親友など独りもをらぬ盆の月
銭湯のけむりに隠れ盆の月
暗闇に下駄脱ぎ散らし秋の波

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盆明けて精霊舟の寄せる浜
精霊舟ひねもす削り舟大工

小豆島に独り預けられていた時、今と同じ寂しさを味わっていた。ただ一つの慰みは、精霊舟を造っている舟大工のところに毎日遊びにいくこと。舟大工は、精霊舟も漁船もみんなおなじように親方から譲り受けた和鉋で上手に削り上げていく。小豆島の昔の精霊舟は、殆ど漁船のミニチュア位には出来てをり、舟大工の腕の見せ所だった。
精霊舟について、先日の佛教大学の民俗学のスクーリングで発表したが安いもので一艘20万円もかかるらしい。死者の魂を海に送り出す精霊舟の風習も船大工さんがをらなくなったことやゐたとしても、精霊船をつくる手間賃が、昔とは全く違ってしまっているということ。
盆が明けた浜にも子供の頃には朝早くから近所の子供と泳ぎに行った。そうしたら、精霊舟が浜近くに漂い着いて、家に持って帰ってきてもの凄く叱られたことを覚えている。
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