まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

2018年05月

みほとけは頬に指当て春待てり

冷房車四百キロで浮揚せり

愛知のリニア鉄道館が仕事で取材した名古屋メッセ(国際養鶏養豚展)に隣接しているので見学。昭和時代を飾った保存車両が多数展示されており、巨大ジオラマもあった。

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梅雨空にC52は動かじと

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冷房車四百キロで浮揚せり

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昭和の汗の浸み遺る半鋼車

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保存車や二度と回らぬ扇風機

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麦秋や濃尾平野を一面に

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ジオラマを眺めてをれば汗も引き

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鶏臭に汗も遺してケージ籠

血の声で啼く時鳥火星呼ぶ

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血の声で啼く時鳥火星呼ぶ
短夜や三大惑星東雲に
露台にて立つて眺めて大火星
真紅なる惑星昇り夏の暁

昨晩は、夜半を過ぎても望遠鏡を出して月、木星、土星、火星の順番に観測をしていた。この夏は、火星が歴史的な距離まで最接近する。しかし、今の火星はまだまだ小さいと思ったが血の様な色が印象的だと思った。時鳥がその間中、声を絞るように鳴き続けていた。

甘草の芽なるやそこにまた芽なり

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ばらばらに飛びて分かれし山雀
青鷺のすね打つ風のひたそよぎ
甘草の芽なるやそこにまた芽なり
石楠花の紅きところを残し枯れ
夏山や雲の垂れし庭の椅子


水たまり空を揺らして揚羽蝶

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古代樹のフィトン清めし新樹光

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黒きハンケチ振る様に揚羽来る

森切れて真つ青の空揚羽蝶
暫し憩ふ花の蔭にて揚羽蝶
水たまり空を揺らして揚羽蝶
針葉樹の杣道たどる黒揚羽

今日は久しぶりに六甲山森林公園にノルディックウォーキング。
筋力の衰えを思い知らされる歩行だった。痩せたらウォーキングが楽になるどころか太っていた頃の方がガンガンと歩いていけたのに。

今日は、たくさんの揚羽蝶、そして、夏を思わせる青空が印象深かった。

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 石楠花も名残となりて集う虫
 紫陽花も咲き初めなるや谷深き






ダリの青

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夏空や千切れし脚にダリの青

幼いときにこの絵をみて幾度うなされたか。寝苦しい夏の世に限って、この絵がそのまま画面一杯表示される僕の夢。そこから眼を背けることなどは、許されはしない。
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