まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2018年08月

月の夜に宇宙遊泳してゐるよ

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月の夜に宇宙遊泳してゐるよ

この8月は天気が荒れ放題でまともに火星の写真が撮れませんでした。これが一番ましな写真だろうかなあ。
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 パーシバル・ローエルの火星スケッチみたいな写真がとれました。

 八月尽まつ赤な火星もう欠けて

兵馬俑

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日焼けして兵馬俑なる顔となり

昔、作った句。僕らが少年時代は、日焼けに関しては健康的かつ肯定的なイメージだが、最近では小学生でも日焼け止めクリームを塗るらしい。オゾン層が大気汚染で破壊され、発癌の原因となる紫外線の量が20年前の30倍に増えているらしい。これは、殆ど大気による防御機能がなく、火星とか他の天体と同じ位であると言う。そういえば、気象予報でも熱中症と紫外線警報が頻繁に出されるようになった。嫌な時代である。

特攻機

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とんぼうや特攻隊機赤茶けて

遊行忌や野分に荒れし淡河川

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遊行忌や野分に荒れし淡河川

淡河川が流れる神戸市北区一帯。ここから下に降りると兵庫区に入り、そこには、遊行上人終焉の地がある。

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 颱風圏一遍聖の御像揺れ

小鳥来る日


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小鳥来る日虚子縁側で笑み湛ふ

標高が400メートルあるので、もう秋がかなり下界比べて早く来ている。
特に気づかされるのは小鳥たちがやって来て、毎朝、楽しそうに鳴いていることかなあ。
勿論、我が家に虚子先生がをられる筈もないが、何か俳句をやっていると常に側で微笑んでおられるような気がします。
ライター情報

関西大学文学部国語国文学科卒、佛教大学大学院修士課程国文学専攻修了(通信課程)
国学及び近世文学及び書誌学を肥田皓三先生に学ぶ。
趣味は、音楽(ピアノ、ギター演奏) 天体観測(惑星等)神戸市在住。俳句結社童子

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