まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2018年09月

名称未設定 1のコピー

チゴイネルワイゼン奏で夜長かな

サラサーテの自作自演のチゴネルワイゼンをSPレコード(78回転盤)で聴いている。か細い音(20世紀初めの喇叭吹き込み、録音から100年は経っているだろう。)で聞こえてくる。途中で何度か書き換えたら、何やら人の声が聞こえる。どうやらサラサーテが録音しながら喋っているようだ。このSP盤をテーマに鈴木清順が「チゴイネルワイゼン」と言う映画を撮影した。舞台は鎌倉で切通が何度も出てくる。んなにやら異界をさまようかような登場人物達。そのきっかけとなるのが、この音盤。レコードの演奏は時空を超えて語りかけてくる。今日は、そう、バブロ・デ・サラサーテの忌日である。酒でも傾けてしみじみとヴァイオリンの名曲を楽しんでみたい。

41856549_1942520982494606_5565423325145989120_n

 昨日から京都のカプセルホテルに泊まり。前日は、岡崎公園でのイベントを見学し、今日は、京都府立植物園に。京都で唯一好きなところは、北山通り、封建的な因習と伝統からこの街で唯一開放されている街だからです。

 瓢箪の降りかかつてくる空の碧

 
04b5ee85

稲妻にぶちこまされて摩耶の嶺
雨月化粧福原をみな買うて呑む
十六夜女ひとりごち酔うて伏す
父ありく雨月のかはら冥府めく
秋雨にけがされて来るねこ拾ふ

sensoji-kiku-19のコピー

 昨年まで美しかった実家の菊。父親が老人ホームに入所し、それも不可能となった。菊の葬式に相応しいのは金色の棺である。藤原の秀衡のミイラの傍らに種袋が発見された。様々な秋草の種が収められていた。秀衡が葬られたのは、秋の事らしい。きっと死後の手向けの菊が飾られていたことだろう。

IMG_2666のコピー

p_01

 今日は近世俳人、加賀の千代女(素園)の忌日(旧暦)なので、こんな句を作ってみた。


  月も見て我はこの世をかしく哉 千代女

 今日は、新月。満月や新月には、大きな地震が起こるが果たして、その通りの状況になった。北海道の皆様には心からお見舞いを申し上げます。