2018年12月
年の瀬や母身罷つてはや三歳
身罷りし朝の冬日を偲びつつ
朗らかな年越し忘れ寂しかり
寒雷に母の呼びたる褥かな
添削の句のみ載りたる師走かな
寒雷に母の呼びたる褥かな
添削の句のみ載りたる師走かな
大雪や飯一膳に足らぬ椀
肥満治療クリニックの指導で毎食、ご飯は、1/3椀とされている。
今日は、久しぶりに冷えてひもじいが、味噌汁やお茶、コーヒーを多い目に摂るしている。
それでも午後には、空腹に絶えかねて、神戸、新開地でおでんや鮪のすきみ、焼酎を頼んでしまった。
鮪のすきみは、新開地の名物らしい。値段が安く鮪の味が楽しめてよい。
母親の部屋から発見されたAPSのカメラのフィルムを現像に出してあがってきたが何も写されていないという。残念だった。母親の思い出はかなり少ない。初期のデジカメを母親に与えると案外に使いこなしていろいろな撮影したものが、母親のパソコンに残されているだけが救いである。
母親のPCも先日、起動できないのを復元に成功し、ウインドウズMEという太古OSが立ち上がり、母親が日々、源氏物語の注釈や、場面の絵をCGで描いていたそのままの画面が示されて感動した。このPCも僕が母親の為に組み立てたものだが、もはや部品は残っていないので、悪戦苦闘して復活の為に尽くした。母親は、このPCを特に気に入って、家事をおろそかにしてほぼ一日中、使っていたのが記憶に残っている。父親は、このPCの事を恨んでおり、早く捨てるようにと言ったが、僕の部屋に運び込んで事なきを得ている。
山枯れて深山の小径険しかり
今日は、鈴蘭台から隣駅の鵯越まで徒歩で下った。標高差400メートル。途中までは、鈴蘭台の駅、車庫があり町中の風景だが、そこを過ぎると一気に、深い山となる。こちらに引っ越して来て9年になるが、こんなところが近所にあるとは思わなかった。六甲よりも昔、トレッキングを楽しんだ黒部渓谷のような風景が続く、実際、巨大なダム湖が暫くすると現れて、ダム湖沿いに道を下りダムの最上階から奈落の底に降りるような階段を下っていく。黒部ダムとそっくりな風景である。そこからは渓流の道が開けて、暫く進むとと六甲全山縦走路に出る。急激なアップダウンを繰り返して鵯越駅にたどり着く、自宅から約1時間15分で到着した。体重が現在73㌔だが、1年前までは、100㌔を越えていたのでこの道を歩くのは無理だったと思う。脚力に自信がついたので、他の山行も試してみたい。
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