まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2019年02月

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消しがたきもの心に秘めて二月尽

2月もあっという間に過ぎてしまいました。
インフルエンザの流行で父親の施設をあまり訪れることもなかったの更に飛ぶように日にちが過ぎて来ました。ニールセンの交響曲第4番「消しがたきもの」を聴いている。陛下の在位30周年記念のお話等を聴いていて、平成という時代が災害ばかりだったが、この国が大きな戦争に巻き込まれることなく、国民が戦火に晒されることなく、平穏を成していたことに感謝せざるを得ない。ニールセンの不滅は、第1世界大戦前夜に作曲された。この平和が永遠に続いて欲しいという祈りの音楽だが、歴史は、悲惨な方向に動いてしまった。来たる次の時代も平和で終始する様に願わずを得ない。


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昨日、亡き母が愛した家を訪れたら、白梅咲きかけて、ようやく紅白の梅の色となった。紅梅はやや淡い色で、この淡い赤と白色の「かさねの色目」は、平安時代には、「今様」と呼ばれていました。母親は、源氏物語の光源氏が紫の上に今様の袷を贈ったことを知っていて、この梅のことをことさらに愛していました。

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庭梅やいまやう色に定かなれ

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山笑ふそのふところへ我が老父

インフルエンザ流行で、父親に面会できないので、電話連絡と取り合っているが、季節がよくなってなんと父親は、標高300メートルの池田市にある五月山に登って来たと言う。元気そうな声が電話越しに伝わって来て何よりだと思います。

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様々な想ひ映して春障子

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父老いて大樹となりし椿花かな

鎮魂の紅梅萌ゆる母の庭
我が脛に春の寒さの染み付きて
みな底に深く日射すや蘆の角
鉄路際鈍色の川蘆の角