まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2019年05月

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三極管光りだす部屋薄暑かな
伐りのこる卯木の枝に白き花
瑠璃光る薬師仏や竹落葉
竹落葉で埋まりし道を千年家
農道に糸瓜の苗を植ゑし家

注)三極管は、音楽再生に使われる低周波増幅回路の最終段に使用される真空管で電力を増幅する役割を持つ。6.3Vのヒーターが赤熱し、カソードとプレートを温めると、プレートからカソードに約450Vの電圧を持つ電流が流れ出す。電流の動きを遮断しているのが、グリッドであり、このグリッドに弱い電流を流すと、プレートからカソードに流れる電流に影響を与え、電流が増幅されることなる。この増幅された電流をトランスに流すと、電流の動きがトランスの電磁誘導を介して音楽信号としてスピーカーに伝えられる仕組み。


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カセットウォークマンの夏兆す音

音楽を外に持っていく夏。その主役が、SONYのウォークマン。40年昔は、カセット全盛時代。様々なメーカー種類のカセットテープが販売されており、立派なラジカセとFM放送等で録音し、それをカセットで友達と分け合って聴くのが楽しみであったが、いつの間にか、ウォークマンも販売されなくなり、中国製のレコーダーが幾つか売られているのみ。カセットテープも国産品は、2銘柄のみになり、それもなかなか買えなくなった。アナログファンとしては、カセットテープデッキが2台(DENONとマランツ)をいずれも故障品を買い修理して動くようにした。カセットウォークマンもSONYでは現在発売されていないのでこれもジャンク品を買って再生利用。40年前のカセットテープデッキやウォークマン、ビデオデッキ等は、全部、駆動部にゴムが使用されており、40年間の間にゴムが腐ってドロドロになって動かなくなる。そういったジャンク品を解体して、腐ったゴムを除去し、綺麗に洗ってゴムベルトを交換すると動く様になる。写真のもそうやって再生したウォークマン。スマホの音楽と違ってウォークマンのカセットの音は、アナログ臭濃厚。間もなく梅雨がやってくるが屋外での音楽を聴くには、僕はこれがよいと思う。

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    新緑の目に浸み入るや開演前
 ハンケチで汗拭いつつ喫茶かな
 プログラム開き歓談白き靴
 クロークに夏帽預け席捜す
 我が席はオルガン前や夏の宵

昨日は、関西フィルハーモニーの第301回定期演奏会。大阪、福島のザ・シンフォニーホール。日本で最初のオーケストラコンサート専用ホールが完成したのが、1982年のことで今から37年前。そのこけら落としのコンサートから様々な演奏をこのホールで聴いてきた。大阪のコンサートホールでは、このホールが最も音がよい。いずみホールはウィーンのムジークフェラインホールを模しているというが、大きさが小さすぎて大編成の曲には向かない。


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当日の演目は、第1曲は、ハイドンのシンフォニーで疾風怒濤期の初期の作品。2管編成の小規模な作品。2曲目は、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲、3曲目はベートーヴェンの交響曲第4番であった。
ピアノ協奏曲のアンコールにリストのラ・カンパネラが演奏されて本編よりも拍手が大きかった。

 ハイドンの交響曲を短夜に
 聴き入りて扇子も止まりコンチェルト
 涼しさやラ・カンバネラの音の粒
 ベートーヴェン清和の響き第四番
 演果てて家路たどるや月涼し

大阪のシンフォニーホールまで鈴蘭台から往復で3時間四十分。帰宅したら午前様だった。










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愛鳥のこころづくしや母の日に 
山藤や長きトンネル抜けて来て
美しき母子寄り添ひて冷房車
ブラインドマラソン汗の伴走者

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連なりて青筋揚羽ともゑ飛ぶ
新緑やシャッターボタンアナログで


昨日は、関西句会で長居公園の吟行及びヤンマースタジアム内のユースホステルで句会。
久しぶりの新緑吟行、なかなか楽しかった。自然史博物館で盛り上がっていた。僕は、遅れてついたので、句会場の周辺を散策しただけだった。

不思議だったのは、青筋揚羽三頭が、まるで糸で結ばれたかのように連なって輪舞の様にやってきたことで、何か霊的なものを感じました。まるで、亡くなった祖父母と母が連れ立って、僕に挨拶に来たかのようだった。

CONTAXのアナログカメラで撮影しようとしたが、ピントが合わなかった。