まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2020年05月


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瑠璃色の薩摩切子や冷酒酌む
星見なば仏法僧の鳴く夜に
新緑の香り溶かして川の水
山の池卯の花腐し流れ来て
谷間に紫蘭囲みし庭の家  

通信句会の添削が返ってきたがあまりぱっとしない出来でした。そんな時もあるかなあ。通信句会になって二句会合同と言いながらも参加者が二十名を超えており盛況となっている。世話役の方が大変だと思います。感謝しています。
 

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噴水の影も子供と踊るなり

噴水や待ちゐし人も今はなく
噴泉の音の残りし帰り道
棕櫚咲くやレコード店の窓越に
金星の細き涅槃や走り梅雨

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 これからは暑くなる。家に閉じこもっているのがますますつらくなるが、噴水と戯れていた子供達の姿が目に浮かぶ。金星の句は、今頃、金星は最も地球に近づいており、太陽との離角が縮小しているが、細い三日月のようである。


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原子炉の崩れし建屋雲の峰
抗体は陽性めくや青蛙
舞ひ人の御座らぬままに関帝祭
菜種刈る田舎電車の駅の傍
マスク人見上ぐる巣あり愛鳥日

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罌粟の花紅き花びら外れかけ
かるがると白き靴下白き靴
雨粒に目玉重なり金魚玉
緑雨かなナイチンゲール像濡れて
茶を啜り鵜飼の夜を待つ座船

罌粟の花が花の中では一番好き。罌粟の仲間の園芸種ポピーも大好き。床の間の掛け軸の絵も罌粟の花、二輪の上を黄色い蝶がすーーーと飛んでいっている絵にしている。初夏の非常にささやかな風物詩である。

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初夏の扉を開けて杣の人

今年は、どこにも行けないが若くて元気な時は、いろいろな山に行き、その時に撮影した写真をながめている。これは亡き母が撮影した写真。水平がずれているのが母らしい。