まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

2020年10月

20130510215944af6

色懺悔静かに暮るる紅葉忌

色懺悔は、硯友社の総帥紅葉(1867‐1903)の出世作。「この小説は涙を主眼とす」と宣言して世に問うたものである。とある草庵に出逢った2人の尼が,過去の懺悔として語る。しかも2人の尼は偶然に同じ若い武士を慕っていたことが判明する。愛ゆえに世を捨てた若い女性の,純なる情緒と,浪漫的詩趣に富んだ表現が心を打つ。


99db35c868a9e63cf8b054e678d1f2be

彩なして光り奏でし秋の波
銀河より降りて来たるや波光る

夜光虫は夏の季語だが今の季節でもみられる。地球温暖化でプランクトンが生息しやすくなっている。折しも天の川が海に降りて来るように光っている。

rkik-n-x-212563_nm1-740x740

とりどりのコスモス揺らし海の風
爽やかにパネル越しなる父の笑み
閉ざされし幼稚園なり秋の薔薇
秋の野に蕪村の句碑や草産して
秋草の模様にあふれモリス風

通信句会の添削が返ってきたが、なかなかとどかないので別に五句をつくって結社誌に投句した。これは、添削が返って来たのを手直してして載せています。

b6816b09

口きけば独り言なる雁渡

唯一の話し相手だった母も死に。父親とも隔絶した毎日。老人ホームの父親は収容者と日常接触しているので寂しさはない。一方、私は、父親を面会できず、一人暮らしで在宅勤務なので誰一人、口をきく相手もおらず、今日も一日無言で暮らしています。

cbeaf1628aa400695c671ee5abd61c57_3 (1)

末枯をなほ打ち据えて雨の音
敗荷もそれぞれ生くる姿なり
空き家ばかりの街に生る青蜜柑
冷まじや土御門なる陰陽師
甘口の酒も嗜む芋の秋

昨夜飲み過ぎて目覚めるとあまりにも寒いので驚いた。もう秋も終わり。昨日は、佛教大学の四条センターのセミナーが無料でオンライン受講できるので参加した。全国どこの大学のセミナーも受講が許可されたら在宅で受講できるので便利。その日の講座が陰陽師についての内容で興味深かった。

↑このページのトップヘ