今月の観音巡りは、14番から16番霊場。遠いので早い目の出発。
神戸の家を5時前に起きて出ました。

俳聖芭蕉が悟りを得たと伝えられる岩間寺にまずお参りしました。
ぼけ封じの観音様で、佛足石の上に立って拝みますと、御利益があるとか。
「古池」もそのまま残されており、そこには、蜻蛉が数多飛んでをりました。
手水の水の下には大きな鯉が泳いでいるのが印象的だったです。
仏足石
古池

手水舎の水も澄みたり岩間寺
古池に数多飛び交ふ蜻蛉かな

石山寺山門

紫式部が仲秋の名月を眺めて源氏物語の着想を得たという石山寺。
由緒あるお寺なので何度来ても飽きません。
「源氏物語小鏡」という本の複製本を買いました。
昼食は、瀬田川に沿った景色の良いお店でいただきました。

石山寺岩根
紫式部
 

漠然と想い侘びたる秋の湖
大いなる巌の上に秋の寺 
名月や瀬田の蜆の身も肥えて
秋天を真中で支え多宝塔
秋江を出でて太湖や外輪船
虫の音や紫式部は白き顔
名月を待ちて眺める源氏抄

観月堂
園城寺鐘

三井寺園城寺は広い境内ですが、観音堂は伽藍の西側の外れにあります。
そこから金堂まで引き返してみれば、大きな観月舞台がありますし、有名な鐘衝堂があります。
一回、衝けば300円ということです。

冷ややかな疎水眺めて園城寺
観月の舞台に立てば秋気澄む
月鐘と衝いてみたきや園城寺
青紅葉


最後に洛中の今熊野、観音寺にお参りしました。
緑が豊かな素晴らしいお寺、弘法大師様が開かれたということで、
その時にわき出たのが五智の水と呼ばれています。
彼岸花が咲き出しているのを見つけて、巡礼の人たちも喜んでいました。

彼岸花見つけて笑みの遍路かな
弘法の水涌きたるや青紅葉
龍神の水を頌えて放生会