大台ヶ原、それは、年間の大部分が雨天荒天なのが、たまたまその時は、雨が上がって快晴に恵まれた時でした。
P4270006


頂上に夏雲来ては切れて去る
大台の木々揺らし行く青嵐
黒潮は匂ひ微かに南風吹く
白骨の木々揺れたる時に青時雨
片影も少なき山の台地かな

P4270005
 
海霧の下にときおり那智の海
雲海に沈み消えては浮く鳥と
P4270016

 
夏帽の飛びて消えゆく谷深し
絶壁を見下ろす首に風涼し