実家の私の部屋のものを整理する為に大量の本やら、収集品(郵便切手等)を処分して箱詰めしている。ガムテープがすぐになくなるので、買いにでた。コーナンでは200円くらいなのが、近くのシャッター通りの文具店で買えば600円もするので、驚いた。この街は、そういった不便にも耐えて、多くのシルバーエージが閑かに暮らしている。うちのも含めてボロボロな昭和住宅も残っているが、最近では、平成、それも最近になって立て替えられた家が増えて来た。ちょうど私くらいの人が第2世代として、親の家を引き継いで、立て替えているのだろう。僕の場合は2人兄弟なので、この家をそのまま引き続くことも出来ず、相続の費用も負担できないので途方に暮れている。家もボロボロだが、勤務している会社も倒産寸前で給料も遅れがちでは、立て替えなど夢のまた夢だ。そんなことを考えながら、この街を歩いていると、閑かに、しかし、確実に秋が忍び寄ってくる。そういった散策に目にしたものを数句つくってみた。

きれぎれの池の風来て法師蝉
空蝉の垣のむかうで茶の湯かな
稲つるみほつたらかしの荒れ田にも
縁遠き街の外れや烏瓜
Youngia_denticulata_(200609)
 
新しき家の裏戸に百日紅
マチユピチユに似た石垣や萩の花
敢えてまた白百合の花剪らず置く
日盛りに黄色も栄えて薬師草