この3連休は、出雲路を旅した。

所属する俳句結社の吟行に参加する為だが、
出雲に行き、是非、一畑電車に乗車してみたかったから。
出雲は、他の観光地ほど俗化されておらず、連衆と宿泊した温泉宿も自販機はおろか、喧噪な世の中を感じさせるものは、全て排除されていて、時計も振り子時計がゆったり揺れているし、温泉の湯船には、特製の手焼きタイルが貼られている。

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ずんここと電車の揺るる苅田風
秋桜のスイツチバツク列車過ぐ
秋の日や架線揺らりと単線路
一時間一便のみと秋思かな


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秋雨が風雨となりぬ鷺の濱
野分待つ竹の間立や濱の家
隧道の壁がうがうと野分来る

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停電や野分の風も強くなり
台風も修錬場とまだ句会
夜半には轟く音や台風圏
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四拍手乾きてひびく野分晴
秋天やただ美しき千木聳え
行秋も只見納めや神立橋
秋桜の野辺みはるかす大社かな

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倒伏の晩稲の濡るる棚田かな
斐川をわたりてみれば山紅葉

帰りのバスにて。
往復12時間のバスの旅でもあった。
島根、鳥取、岡山、兵庫を横断する道のりで、
残念ながら伯耆富士の頂上は雲に覆われていた。

櫨の葉の真紅彩る伯耆富士