今日は、童子関西句会の吟行であった。
出席者8名(欠席投句2名)
午前10時に有馬温泉駅に集合し、吟行。
あいにく天候は雨。
台風よりもましだけれど、とにかく雨。
しかも冬霧が辺り一面に立ちこめて、幻想的な風景であった。

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濡れ石に散り紅葉かな色冴えて

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霧雨に傘さして行く二人かな

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櫨紅葉濡れそぼちたる山路かな

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冬霧も高みに登り有馬山
藁屋根のややも湿りて冬の霧

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妬(うわなり)の湯煙立つや池普請
湯冷めして金泉でまた背伸びかな
大銀杏炭酸坂の行く手には
時雨坂新蕎麦ありと看板に
金の湯は塩辛きかな冬の朝