2月27~28日は、佛教大学の学友会、名古屋支部主催の学習会に参加していた。通信教育の大学なので、北海道から沖縄まで支部があり、全国各地、津々浦々の学習会に参加したり、あるいは毎月ある最終試験を近畿以外の地域で受験したりして楽しんでいる。

今回の学習会のテーマは、「伊勢神宮」。佛教大学歴史学部教授の斉藤英喜先生の講義が聴けるというので参加。学習研究社等から古事記、日本神話、本居宣長等に関する書物を多数著されており、古事記の出版賞等を受賞されており、今や、先生の講演を聴くこと自体がステータスになってきている。

遷宮制度の中で、最高の秘密とされている「心の御柱」について、中世以来、秘伝とされていたことについて、実際の遷宮祭の映像を解説しながら教えてくださいました。

先生の科目は、神話・伝承学のテキスト履修にて、古事記と日本書紀の同じテーマのところを比較して読んだり、様々な注釈書を読んで比較するとかなり面白い。特に4Cまでの天皇の御世の出来ごとは、大和朝廷の統一の過程を示しており、伊勢神宮への祭祀の開始、遷宮制度の始まり等、興味は尽きなかった。2/27もバスで現地までいく予定だったが、渋滞等で到着が遅れたら大変なので、久しぶりに往路は新幹線を奮発して名古屋へ。2/28の復路は、贅沢がしておられず、片道3000円(これでも高い)の高速バスで大阪まで帰って来ました。途中の伊賀越えの山中のインター(忍者の里)がなかなかよい場所だった。

新幹線のお陰で名古屋には予定時間より早く到着。
会場のウインク愛知の裏にある市場をみて歩く

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春昼に磯の香の市場かな


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大いなる春の日影やアマテラス
浅春や忍者の里も明るかり
山深き伊賀路越えゆく余寒かな
山賊の出でし峠につくしんぼ

講演の後は、各地から集まった人達の報告会で、民俗学の方が多かったので、東北から九州までの同じ民俗行事の違い等を生の声で比較したりして楽しかった。特に印象に残ったのは、石川県羽咋市から来られた方の折口信夫、春洋父子のお墓の話で感動的だった。斉藤先生は、これから1年間の研修休暇に入られるが、折口信夫についての著書を書かれるそうで、楽しみである。

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「もっとも苦しき たたかひに 最くるしみ 死にたる
   むかしの陸軍中尉 折口春洋 ならびにその 父 信夫の墓」

くわっこうの なく村すぎて 山の池 折口信夫