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童子関西句会の吟行は、島原遊郭の跡へ。
島原は、東西約180m、南北約220mと面積自体はかなり小さい花街ということで、実際に小さなところで更に現在では、花街の組合からも外れており、住宅地となっている。その中に遺る遺跡を見学して、果たして句が出来るのか、連衆も苦吟するかと思われたが、句会では、この小さな閉鎖空間を雄弁に語る句が多く見受けられた。

集合時間に遅れ、更に、壬生の方に間違って行ってしまったので、スマホのナビ頼りで、大門まで来たとき、もう正午を過ぎていた。句を作るのは、丹波口から京都駅、京都駅から地下鉄烏丸までの車内ということで、即席に近い状態だった。


抱籠や西新屋敷太夫町
水打つや江戸も明治も輪違屋

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風流の蚊に喰われ来て輪違屋
大門のひらんとしてや風涼し
楼閣もかつて住みよき青簾
行水を出でて義士殿御登楼
陶枕の絵柄絡みし男女かな
夏座敷遊女の持仏ひんやりと

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葉柳も見返り柳となればこそ

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壬生塚に真紅の隊旗虎が雨

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汗まみれ句会にいつも遅れ来て