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 母が急逝して息がつまるようだったが、母親の一番好きな写真をPCで印刷し、花を供えて毎朝、挨拶するようになったら急に気持ちが楽になった。母親が生前可愛がっていた紙雛に甘納豆と備えていました。稔典先生の句には、「三月は甘納豆のうふふふふ」って句があるが、なんかたしか甘納豆が美味しい季節だと思います。

    紙雛に納豆備え母偲ぶ
    偲ぶれば弥生の甘さ甘納豆

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 10月22日におうぶの谷の下り道で足を捻って、腓骨下端骨折(右足首骨折)で、2週間は捻挫と思って捻挫の湿布とサポーターをして、痛み止めを飲んで童子の大津会員大会に参加したが、腫れがひかないので11月中旬頃、医院にいったら、骨折と診断され早速ギブスを巻かれた。手術という方法もあるが保存療法でいくというので2週間ほど様子をみてレントゲンを撮影したらまったく症状は改善されていなかった。ギブスを外して、腫れは引いているので、今度は、超音波を当てて治療するという。病院はルーズなところでサポーターも添え木もくれなかったので、自分で取り外し可能な頑丈なギブスの様なサポーターを購入して固定。超音波を当てると骨折部の接合が4割早くなり、エビデンスもあるということで、3ヶ月程、毎日、通院してアクセラスという照射器で患部に超音波を20分間当てる治療を行ったが、1月末のレントゲンでは全く治癒する兆候がみられないということで超音波は効果がなかったとされて、6週間後に来てくださいということだった。

僕は、諦めきれず、帝人とかその他の治療器を買おうかと思ったが、カネがないので、色々調べるとアメリカのメーカーが販売しているUSPRO2000がアクセラスと同じ周波数1MHZ、パルス間隔は、1KHZ(アクセラス)に対して、この製品は、100HZなので少しパルスの間隔が長いが、効果があるかもしれないと思い購入。骨折の治療よりも捻挫とか肉離れや筋を痛めた場合や肩こりの治療器なのであるが、これを写真の様に足に当ててみることにした。病院での治療が効果がなかった理由をいろいろと考えてみると照射するのが患部の真上からであったことで、もし、骨折した骨が患部の上を覆っていた(骨折部がズレて)ら全く効果がないと思い。骨折部の腓骨下端の斜め下から40㎜の範囲内で少しずつ位置をずらしながら30分間ほど、毎日照射を続けた。

3月6日に医院に行きレントゲンを撮影したら医師が驚いていた。「急激に治ったね。こんなに短時間で骨が完全に接合するのは珍しい。」と喜んでくださった。しかし、家でUSPRO2000で治療を続けていたことは言えず仕舞い。色々と触診した結果、痛みがなければもう通院しなくてよいということで、治癒したとの診断となった。この治療器の値段は2万円(楽天)なので、得したと思いました。