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鬱蒼と異人のむくろ墓涼し
蝙蝠をよばふ笛吹く窓辺かな
亡き母の幽霊めきて梅雨月夜

半月の深夜、再度公園の異人館まで散歩、蝙蝠が夏の月みてシルエットになるような道を抜けると、外国人墓地、一面の墓標が月の青白い光にただ白々と照らされている中を進んでいくと、不思議な人影をみた。それは母親の幽霊かもしれない。