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からりんしやん父をらぬ家菊日和
父病んで柿の実みんな剪つた後
此の寫真使ひ給へと身に入みて
秋日に褪せたる写真夫婦にて
回覧板とどこほる家秋の闇

脚が悪い父親が回覧板を回せず放置していたので、代わりに回したが、もう知っている家の大部分はなく、広大な範囲を捜さねば自治会の会員の家がみつからなかった。みんな新しい人は自治会を止めるのでそうなっているのだと思います。