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  蛍光灯十一月の不整脈

 父親の容態は、予想したより深刻だった。いつの間にか車いす生活者に変わっていた。前日は私が医者にいかねばならず、病室にいけなかった間に背中にはブロック注射を打たれて父親がいた。痛みは消えたが、痛む神経1本を見つけ出され、そこに注射を打たれた時は、地獄だったという。トイレもみんな介助が必要になった。このままだと、帰宅することは難しいだろう。母親と同様に早く施設を探し出さねばならず、それは、僕に全てが託される。来週、川西市の介護度判定が出るので、それが出てから、一時入所にしろ可能な施設を今から当たっておく必要がある。通常の歩行が出来るまでに回復できたら、施設には入れないつもりだがそうは行きそうになさそうで目の前が真っ暗になる。不安げに点滅する蛍光灯をみながら絶望的な気持ちになっていた。

 明日は、心臓の造影検査を受ける。7割方詰まっているそうだ。放置しておくと激烈な心筋梗塞の痛みに見舞われるという。検査自体が死亡リスクがゼロではないらしい。心臓に薬液を注入されたどんな感じがするだろうか、凄く不安。

こんな状況では、句会にも出席出来ず、当分は結社、句会は休ませていただきます。
目処が立たない場合は、退会する以外にない。仕事を続けるのも無理になるかも。