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春深しひねもす攫ふ装飾音
行く春や熊野権現補陀洛山
南海に雲湧きいずるなり鰆舟
熊野灘沖からみゆる那智の滝

しばらくはバッハの作品を攫っていた。装飾音が極めて重要なので神経を使う。この時代の音楽は、修辞そのものなのだと思われる。

黄金週間も後半に読書三昧。

この本を読み終えた。
おそらくは折口信夫をモデルにした小説なのだろう。三島由紀夫らしい写生文、情念がふと表面化するその瞬間の機微の描かれ方は、三島らしい作品だと思う。熊野信仰と出雲信仰の関わりについて書かれているので面白いと思う。熊野に行って作ったときの句や句集などを思い出しておりました。