080811-01

黙すれば律の風吹く迢空忌

今日は折口信夫の亡くなった日。いかにも、この時期にお亡くなりなったというのは、釈迢空らしいことだとおもいます。この人の世界観は、国文学という狭い範囲を超えてもっと大きなものだと思います。但し、俳句からは一番遠い人だったのではないかと思います。散文に詩情を込めて文章を描かれ方などをみれば、凝縮よりも拡散するタイプなのだと思います。一方で、性格は極めて内向的で気むずかしく、学者というよりも芸術家のタイプなのだろうか。大学3年の時に死者の書を詠み感銘を受け、その足で大和三山を見て歩いたことが想い出されます。