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チゴイネルワイゼン奏で夜長かな

サラサーテの自作自演のチゴネルワイゼンをSPレコード(78回転盤)で聴いている。か細い音(20世紀初めの喇叭吹き込み、録音から100年は経っているだろう。)で聞こえてくる。途中で何度か書き換えたら、何やら人の声が聞こえる。どうやらサラサーテが録音しながら喋っているようだ。このSP盤をテーマに鈴木清順が「チゴイネルワイゼン」と言う映画を撮影した。舞台は鎌倉で切通が何度も出てくる。んなにやら異界をさまようかような登場人物達。そのきっかけとなるのが、この音盤。レコードの演奏は時空を超えて語りかけてくる。今日は、そう、バブロ・デ・サラサーテの忌日である。酒でも傾けてしみじみとヴァイオリンの名曲を楽しんでみたい。