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昨日は、仕事で三輪山の麓へ。神戸北区の家から3時間です。二上山の山容が霞みの中に埋もれてあたかも大津の皇子の霊がやどっているような感銘を受けました。折口信夫の死者の書にも描かれている二上山、ちょうど春分の日にあの2つの峰の間に夕日が沈むことから浄土教が伝来してからは、日想観の修行の山になりました。あの中将姫が織ったと伝えられる当麻曼荼羅にも、日想観の修行をしている韋提希夫人の姿が描かれています。

それにしても我が家がある神戸市北区はまだまだ朝夕は冬の寒さだが、春昼の初瀬川の周囲は仲春も過ぎているような長閑な温かさがありました。

大津皇子の御魂つつみて山霞
散り果てし桜惜しみし二上山
のどかさや昔語りはきりもなく
観相の峰に沈みし春日かな
昼下がりの初瀬の谷で桜餅