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貧しさもプリズムの青五月晴れ

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酔ひ冷めて夜半の風なり月涼し

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紫陽花むしろ恋しき晴れ間かな

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珍しく山と届きや初茄子

百姓をしてをらぬ我である。空想では、そこいらの畑で妙齢の人妻がこの茄子をもいでおる。茄子をもぐという心根に自然な気高さを感じ得るのである。そこには、これから盛夏に向かおうとする農民の気概を少しは感じねばなるまい。