萬葉に削氷あるや室の跡
六甲にアイスロードやかき氷
匙舐めてねぶるも楽し夏氷

六甲の麓の夏の風物詩はやはりかき氷で現代の様ないくらでも冷やせる冷蔵庫がなかった時代の産物。頂上に近いところの氷室に保管された六甲山の氷を麓まで運んだのがアイスロードで現在も氷室も愛すロードも残っている。六甲の氷は、夏の神戸の街の宝物でもあり、漁であがった魚を冷やすのに必要不可欠だったから。写真は原始的な手掻き氷。もともとは機械等はなかったんだ。
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