まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

今日の俳句

みほとけは頬に指当て春待てり

巻物をするり解きて律の風

今、佛教大学のスクーリングで京都のホテルに滞在中。
最後の3科目の履修と、論文の口頭試問の準備。論文を書き上げてから相当時間が経っているので感を取り戻すために論文を読み返してみなければなりません。
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午後からは、論文で取り上げた増円編『山水並野形図』の巻物を大学の貴重図書から出していただいて、閲覧しました。仁和寺心蓮院の蔵書印が押されており、仁和寺には、造園の石立僧(真言系作庭秘伝)を伝えていたことを裏付けている。

洛中にとても閑かな草の市
貴船より秋雨の雲流れきて
北山の秋桜担ぎ女の売り来
雨戸開け地蔵盆めく町の中
市バス乗り上がる下がるの京残暑
巻物をするり解きて律の風

明日の目覚めなどあるまい虫の声

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草の戸の破れたる壁に竈馬

大げさな表現ではなくて、壁に実際に穴が開いていて、それを放置しているんだ。見えないように生け垣で隠しているだけ。全部の壁をやり変えると100万円かかるので放置です。ようやくローンが払い終わっただけでもありがたいと思わなくては。

明日の目覚めなどあるまい虫の声

結局、父親が弱ったらようやく手に入れたこの家も手放す羽目になり、自分の様な人間がこの世で生きているような場所は存在しないのだろう。佛教大学の通信教育も自分の様な分際の人間には、贅沢すぎたんだ。大学も終わったら、もう、父親も2~3年で死ぬだろうから、その後は、真っ逆さま。但し、困ったことには、父親の方が僕より元気だから、僕が先に死ねるかもしれないなあ。何時、心臓発作が起きて終わりになるかもしれない。

河童忌に奈落の淵で泳ぎけり

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魔が射した蚊に刺されをる餓鬼忌かな
河童忌や大全集は染みばかり
河童忌に奈落の淵で泳ぎけり

この人の作品は、特に自殺の直前の絶望的な日記が面白い。
母親が遺した全集は、初版だがボロボロになってしまっていて残念。

母の指の骨一つ置くお花畑

鬱蒼と異人のむくろ墓涼し

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鬱蒼と異人のむくろ墓涼し
蝙蝠をよばふ笛吹く窓辺かな
亡き母の幽霊めきて梅雨月夜

半月の深夜、再度公園の異人館まで散歩、蝙蝠が夏の月みてシルエットになるような道を抜けると、外国人墓地、一面の墓標が月の青白い光にただ白々と照らされている中を進んでいくと、不思議な人影をみた。それは母親の幽霊かもしれない。

流血の黒南風となれヘルメット

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元中核派の人たちがどんどん連行されているらしい。
僕らの青春は闘争に明け暮れていた

流血の黒南風となれヘルメット
夏草や闘争の人さらばへて

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