まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

お知らせ

みほとけは頬に指当て春待てり

ようやく卒業論文提出、残るは夏季講習(スクーリング)

 佛教大学歴史学部歴史文化学科京都学コースの仕上げて、ようやく投函。最後の見直しで、注の番号がズレていたのを発見。やむを得ずホワイトで修正して出しました。減点だろうかなあ。論文の記述に着手してから1年半で提出出来ました。嬉しいです。
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 今後、8月上旬から中旬にかけての夏季スクーリングで3科目受講し、合格してから、8月25日の週に論文の口頭試問があり、主査を副査の教授先生の尋問に答えて合格すれば、卒業資格が得られる訳です。
 論文も馴れている筈が、毎回、やはり、難産で、今回は、これまで発見されていなかった資料の解読と翻刻、写本の系統の同定、同系統の写本との比較、奥書における書写年代と書写地の考察、そして新出文献に関係がある福井県の瀧谷寺の現地調査等、多彩な内容でした。
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 庭園の秘伝書も『作庭記』のみが注目されがちですが、その他にも様々な伝本があり、これらは、秘伝の流布と関係していることや、嵯峨流庭古法の系統の本文が何故、福井県の様な土地で書写される至ったか、その歴史的経緯を考察した結果、夢窓國師没後の後継者争いや、足利幕府の庚歴の政変、南禅寺事件について、記録した同時代の文献史料の発掘と解読、また、江戸期においては、新出資料である慶應大学本『作庭記』の書写に関して松平大和守日記と言う、これもこれまで注目されて来なかった古記録資料等新発見が相次いだ。
 これら全てを論文にまとめることが非常に難しかったが、出来不出来はともなくも、やり甲斐がある論文であったと思います。


祝全関西行動美術展70周年

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    全関西行動美術展から嬉しいお便りが届きました。創立70年を記念して祖父の作品も展示し、祖父が書いた文章まで資料に載せていただきました。
 戦前の朝日新聞社学芸部の基礎を固め、週刊朝日等の雑誌の創刊に関わり、1920年代後半から1930年代にかけて与謝野晶子や主要な作家の小説の挿絵を手がける一方で、和歌、俳句への造形を深めていった祖父。洋画の世界では、東京美術学校以外には、学ぶすべが無かった時代に信濃橋洋画研究所(のち中之島洋画研究所)の設立当時の研修生として学び日本黎明期の洋画を特に関西地区を中心に普及に尽力し、1920年代の終わりには、朝日新聞社やその他の関西財界の応援を得てフランスに留学し、特に印象派以降の画風を国内に伝えることに貢献しました。1930年以降は、NHKの東京のラジオ放送局で西洋美術に関する入門講座を継続的に放送し、今まで、ロマン派や印象派の表現に触れたことがなかった日本の民衆に対して西洋画の普及解説に努めました。戦時中は、他の画家の様に積極的に戦争画に協力しなかった為もあり、長い間忘れられて不遇な時期もありました。その後、行動美術協会創立し、特に今年は行動美術創立70周年であったこともあり、祖父の業績を全関西行動美術展では讃えて特別展示を行って頂きました。本当に感謝の念で一杯です。
 祖父の画業は21世紀に入ってむしろ高い評価を受けています。それは、写真芸術全盛の20世紀への反動で人間の表現の意思が感じられる「写生画」への評価が高まっていることもあり、祖父の静物画等が多くオークションに出品されて高額で落札されています。
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 祖父の血筋を継ぐ私としては、そういった業績を継承すべく様々な文化事業を興し、本来は、財団法人等を設立して、祖父の文化遺産の保護と普及に努めなければならないのですが、資金力がない為にそれも見送らざるを得ないのが残念です。  

いちばんわかりやすい俳句歳時記(KINDLE版)

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いちばんわかりやすい俳句歳時記(KINDLE版)が発売された。
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この歳時記は、四季の季語を1冊にまとめたものと、ハンディな分冊版が販売されているが、ネットで検索するとなんとAMAZONのKINDLEという電子端末向けのKINDLE版が販売されていることが判明。972円で販売されており、書店に行かずとも、KINDLEを持っているか、スマホやタブレットにKINDLEアプリをインストールし、
AMAZONと契約していたら、その場でダウンロード完了で書店に行く必要もない。
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紙媒体よりもハンディです。何よりもよいのが拡大機能がついているので僕の様に酷い老眼で殆ど文字が読めないし、書けない人間にも重宝します。

ようやく心の平穏が戻り始めた

母親が心臓発作で急死してから、ひどいショックで、音楽なども殆ど聴いていなかったが、ようやく心の平穏が戻り始めた。音楽もピアノも弾き始めた。

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先日は実家で母親が友人から送られたレコードを聴いた。レコードは、CDと違って、心に響いてくるものがある。最近は、アナログ盤ブームだが、私の場合は、1983年にCDが登場してから一度もレコードと離れたことはなく連続して続いている。
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レコードプレイヤーは、こちらに越してきた頃に入手したものだが、1984年位に発売されたもので既に30年経過しており、ヤフオクで落札した時には壊れていたが、修理して問題なく使えている。実家には、YAMAHAの本格的なプレイヤーがあるが、普段聴くには、フルオートのプレイヤーの方が貴重なレコードを痛めず扱いやすい。まず、レコードの場合は、「今日は、どのカートリッジを使うか。」ということになるレコードの場合は、針先で拾った音をまずカートリッジという部品で電気信号に変える。これも各社のものが発売されており、機種毎に音色が全く異なるので、その日の気分により、カートリッジを替えて聴く人もいる。私は、日常的には、SHUREのMG44を使っている。細部の表現は苦手だが、大らかで力強い音が好き。
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レコードは、必ずラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団のモーツアルトの交響曲第39番を聴く、それ以外の曲はあまり聴かない。なんとなく緩急和める感じなのが好き。レコードの信号を拡大するアンプをイコライザーアンプと言って、微弱な電気信号を100倍程度の大きさに拡大すること、RIAA信号という特殊な特性に変調されている信号を元に戻すという二重の働きをしている。このアンプも全て自作。数100倍に信号が拡大されるので、雑音を皆無にする為に交流を直流に治す部分は、本体から放してケーブルで接続し、殆ど雑音がなくなった。
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イコライザーアンプで拡大された信号は更に、ラインアンプを経由して、写真のパワーアンプに送られる。ここで、スピーカーを駆動させるパワーを与えて部屋全体に音楽を広げる働きを持っている。幾らスピーカーがよくても、パワーアンプが悪ければ全体が悪くなってしまう。ここでも真空管アンプで、これは、アルミの板に穴を開けたりそういったところから全て手作り品である。2A3という戦前の電蓄等に使用されていた真空管を使用している。この2A3も作られてから80年以上が経過している。真空管アンプは長持ち。構造が単純なので、アンプ自体を製作してから20年が経過するのに全く、問題なく動作している。
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 JRによって元町高架下の商店街が締め出されて、寂しくなって、それから、商店街の喫茶店で音楽を聴きながら珈琲を飲んだが、あまり美味しくはない。それよりも、自宅で音楽を聴きながら、豆から淹れた珈琲とトーストをおやつに音楽を聴くのが楽しい。

 灯点せば鬼火めきたり真空管

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 春節というのに、JRが高架下の商店を再開発を名目に占めだしたので、これまでのような活気が失われて残念。この高架下の商店街には、名盤、迷盤をたくさんおいていた中古レコード店があったがいずれも閉店してしまいました。








月影も名残りと消ゆる年の空

私の俳句生活を応援してくれていた母が12/26に永眠しました。
享年83歳。
賀状を所属結社の方に送っていますが、投函した後に母が亡くなったのでご無礼をおゆるしください。

戒名は冬月慈照大姉
本名は冬美。1/3生まれ、誕生日を目前に身罷りました。

月影も名残りと消ゆる年の空


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