まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

今日の5句

浅黄斑蝶

花の画像のようです
秋雲は真暗となりて摩耶の山
羽根破れて浅黄斑蝶は南國へ
木枯らしや揺れぬものなし谷の家
みなしごと実無の栗やぽつかりと
貧しさも深まりゆきし夜長かな

最近は、俳句づくりも適当に。それよりもペーパードライバースクールに通学して軽自動車アルトに乗ってでかけている。クルマの快適性は素晴らしく、冷暖房完備、テレビ、音楽がみられる。行き先を告げると勝手に道案内始まる。一時停止とか通告してくれる。危険な状況になると横に教習所の教官が乗っているようにブレーキがかかるので助かります。




盆の月

母の夢もう途絶え消ゆ盆の月
盆路の暗きところに白き顔
新盆や母の蔵書は積み上がり
生御霊目玉親父は白内障
施餓鬼寺無邪気な母に飴供え

まだ、父親が生きて居たころの句
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五色水

写真の説明はありません。

老鶯のこゑ解体前のうちに
草の戸の毀ち砕けて薊咲く
人絶えし庭の広きや五色水
御忌過ぎて鐘の音響く京の空
八郡の空に彷徨ふしゃぼん玉 

雲雀笛

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吹くからにうはの空なる雲雀笛
入り逢ひの鐘の遠きや春の暮
父母亡くて一人道行く春の暮
うたかたの光り弾けて春の暮
我が道も終はりとなるか春の暮

夜神楽

ふるさと祭り東京3/7 石見神楽A 八岐大蛇が登場 ☆奏楽の音色に導かれ』水道橋(東京)の旅行記・ブログ by マキタン2さん【フォートラベル】

夜神楽や日本神話のもの哀し
鈴鳴りて胸を揺らして神楽姫
どろどろと神楽の撥や素戔嗚に
神木にたましひ宿す神楽笛
なおらひの雑炊旨し神楽果て
めでたきや和琴奏でる神楽歌
ライター情報

関西大学文学部国語国文学科卒、佛教大学大学院修士課程国文学専攻修了(通信課程)
国学及び近世文学及び書誌学を肥田皓三先生に学ぶ。
趣味は、音楽(ピアノ、ギター演奏) 天体観測(惑星等)神戸市在住。俳句結社童子

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