まつたりおうぶライフ

三流の暮らしについての無為自然の話題、俳句等のブログです。

今日の5句

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春泥の坂道のぼり圓教寺
両脇の残雪も溶け仁王門
摩尼殿を鶯の声渡りゆく
東西の方言交わし遍路宿
遍路来て写経の筆を洗ひけり

春は遍路のシーズンなので昔、遍路で苦労した書写山の句を作ってみました。

当麻曼陀羅9

戸障子のひかり宿して仏画描く
冬帽のをとこをみなは漁還り
セーターを撫でてみたるや力瘤
とつぷりと後ろ暮れ果て焚火燃ゆ
虚子翁の俳話たけなわ囲炉裏端



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めでたさも程ほどがよき寝正月
ひねもすに烏鳴き交ひ初御空
一の膳空くるも速しお食積
二の替や道頓堀の芝居小屋
その上は操り橋や鬼押木

皆様、あけましておめでとうございます。賀状を出していない方には失礼しました。
金持ちもややこしいし、貧乏も嫌なので人生ほどほどの暮らしが一番マシで一番幸せなのは寝正月ということなのか。今日は二日で大阪松竹座に玉三郎の踊りを見に行きます。しかし、外出するのがつらいような寒さだと思いました。

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句を詠みて母の笑顔や寒復習
寒肥打つ母の両腕白きこと
母はまた笑顔の人やショール着て
絶対に母に従ひ年用意
母にまた叱られゆくや暮れの市

命日なので墓参りに行きました。この時期の墓参りは凄くつらいものがあります。

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母の忌に聖樹灯るや明るかり
病棟にサンタクロース今日の人
投薬と照射は深し冬安吾
見上げれば大オリオンの懐に
背曲げて貧血目眩の年籠

コロナ禍にややこしい病気になって病院の人に迷惑をかけている.大病院に紹介されて予約制だが、なかなか順番が来ず、病棟に飾られたツリーだけが慰めとなっている。

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