まつたりおうぶライフ

毎日の平凡で程度が低い暮らしについてそこはかとなく浮かび来る無駄な話題、俳句等のブログです。

俳句と絵画

みほとけは頬に指当て春待てり

色白の女形の絵軸日除して

今月ももうすぐ終わり。

露草の花が咲いた。

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俳句も童子や雑誌に投句する分だけを作っている感じ。
俳句は電車の中で作ることが多い。阪急神戸線の新開地から梅田まで間で20句位できる。
大阪に着いて、安物の喫茶店に入り、そこで句帖から投句葉書に写して、近くの大阪中央郵便局で投函するんだ。

母親がなくなってから半年が過ぎようとしているが、空虚な気持ちには変化はない。家族で文学や俳句等を話しても判る人間が死に絶えてしまったのでやむを得ない。祖父、祖母、叔母等はみんな文学や芸術への理解が深かったが、それらが一時に死に絶えてしまった喪失感は大きい。
友人にも俳句が判る人間はいないし、いるどころかやっていることが判ると馬鹿にされかねないような人ばかり、仕事関係などはなおさら。
生前、祖父は、芝居絵も描いていた。オークションで祖父の芝居絵が誰も買わないので、僕が安い値段で落札した。二代目中村扇雀さんの絵。母親の遺影が置いてある床の間に一緒に飾り楽しんでいる。

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大学がいよいよ卒業に向けて動き出した。昨年末は母があのような状況となり、骨折で動けず、卒業が半年延びてしまった。夏のスクーリングで3科目。8月中に履修完了すれば、卒業論文も提出を終えて、口頭試問(2名の教官が面接して論文の内容について試問を行って採点)を終えればようやく卒業。卒業しても母親もおらず、喜んでくれる人は誰もいない。歴史学部に学士入学する時、母親は面白がってくれたが、急死してしまったんだ。

色白の女形の絵軸日除して

息切らし畦登り来て島遍路

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オークションで祖父の画集を落札した。
家にもあるのだが、追想と呼ばれる別冊を紛失してしまい、ここの亡くなった母が残した唯一の文章が綴られているので、この別冊の為に購入した。

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 柘榴と題された母の小文。これを読むと母の声が聞こえてくるような気がする。若い頃は透き通るよい声の持ち主であった。、「この葡萄ももう魅力ないで、後はメロンも、梨も丸いもんばっかりやあ。何ぞ柘榴か毬付きの栗でも捜してきてくれんか。」というセリフで始まる文章は、文体には乱れがあるものの、母親が絵描きの祖父の為に静物画の材料を探しに野に出て、あるいは、家で薔薇や四季の草木を栽培していた昔を思いさせてくれる。

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画集に懐かしい絵が載っていた。早春の小豆島の段々畑。ちょうど今頃の季節だろうなあ。お遍路さんが鈴をチリンチリンと鳴らして通っていた段々畑の小径。まだ、作物は芽を出していないのでただ、鮮やかなブルーの空だけがだだっ広く感じられる場所だった。風景画家は季節とともに暮らし、季節と共に死んでいくのだと思います。母親も向こうでまた、祖父の画業の手伝いをしているのでしょう。

 息切らし畦登り来て島遍路



源氏絵の屏風の裏で大いびき

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源氏絵の屏風の裏で大いびき

童子1月号で屏風の季題が特集が扱われていたので、僕も挑戦です。

阿波野青畝の掛け軸(和歌山県大島で詠んだ句)

青畝 掛け軸
青畝2
青畝1


阿波野青畝の掛け軸をヤフオクで落札。
2100円位だったかな。

立派な表装だけれど、一カ所破れがあるので、こんな値段かな。


秋風と我思へども南吹く 

東牟婁郡串本町大島で詠まれた句。
ここには僕は行ったことがないところだけれど、句碑が建っているらしい。
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絵の初稽古

挨拶

最近は、酔いますと、冗談に絵を描いて、俳句を沿えることが多くなって来ています。
焼酎が数杯入ってますので、字もふにゃふにゃになってしまいました。
これは、芭蕉さんのつもり。「初雪やいつ大仏の柱立」
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